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2015-08-11 (Tue)
もうねー、なんて言うかねー。
映画のゴティックメードを見に行ったときも書いたし、連載再開時の記事にも書いたんですけど

やっぱMHからGTMのデザイン変更だけは納得いかないわ。

だってどの機体もフレームが同じで、少々の外装程度しか差がないんだもの!
あれだけ広い世界の話なのに惑星や国の特色らしきものが見受けられない。

まあこれも作者の気質なんでしょうね。すべて前巻のログナーの
「自分の最高傑作にそれができるか?できるからこその超一流だ」
「他人ばかり追うな、自分だけを追え」という台詞に集約されてると思います。
それまで日本のロボットなかったに内部フレームという概念に加え、積層装甲に半透明装甲と
今日までのいろんなロボット作品に影響を与えたものの、模倣されるのを嫌い
他人は自分の後追いをするのではなくオリジナルを作れと。
マネのされない、マネのしたくなくなるような境地がGTMなんでしょう。
この辺、作者は漫画家じゃなくて芸術家なんだなあと再確認しましたよ。

少々の用語の変更はもう目を瞑りましょう。
今更マイトがガーランドになったり、マイスターがスライダーになったり
ファティマの服装がどんどん変更になるのもいつもの事です。
でも機体の名称はややこしくなるから!ミラージュマシンなんて種類が多すぎてごちゃごちゃだから!

とはいえ話を追う分にはそのあたりの名称があやふやでも読んでいけるんです。
そしてまた悔しいことに話が面白いんだよなあ。
トライトン殿下の言っていた『カーテンの奥の奥』が案外あっさり登場したり
(フィルモアの暗部については におわせるだけで描写されないと思っていたので)
最弱騎士であるハイトにデコースが何を見たのか気になったり
エスト(バーシャ)を求めるヨーン、ヨーンを追いかけるちゃあ、ちゃあを慕うジーク
ダイ・グとクリスの周囲で権謀術数を巡らす元老院
天照に恋してしまったツバンツヒ(照れてるシーン超かわいい)

ああほんと悔しいわー(苦笑) 人物関係見てるだけで楽しいもんな!
ただでさえ登場人物多い作品なのに魔導大戦はほとんどの人物絡んでくるわけだし!

クリスティンといえば、私は「あなたたち二人の花壇に花が咲くことは絶対にありません」と
「一生に足りる恋をした。これ以上何を望むか!」の台詞からきっとアイシャのように
生涯ただひとり手に入らぬ存在のためだけの生き方をするものだと思っていたので
ああいう展開へ向かうことになるとは思いませんでした。そしてクリスの歩む道は
アイシャも本来全うすべきであった道でもあり、彼女への強烈なアンチテーゼにもなっています。
(これは個人的な感傷でエストを追い、騎士としての責務を放棄しているヨーン、そして
 アイシャが放り出した責務を一身に背負うことになったちゃあとの関係にも言える)
上手いんだよなあ、ホント。

ブラウ・フォルモア陛下(ジークのお母様)のあまりに帝国一筋な生き方も
もしクリスがフンフト様に諭されることがなかったらああいう生き方に変容していったのではないかと
思えるような、そんな接点を二人に感じるんですよね。この二人が対面したどうなるんだろう。

今巻だけでも情報量多いのに、それでも今回はヨーン、アルル、ミューズなど
エピソードがなかったキャラもわんさかいるんだよなあ。
次巻は大体5年後くらいを想定してますが、魔導大戦が終わるまで少なくともあと2巻はかかりそう。
ヨーンとデコースの決着はちゃんと見たいなあ。結末がどうあれ。
ひょっとしたらヨーンが絡まないうちにデコースが倒れているかもしれない。

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2012-08-25 (Sat)
■小説「ロードス島戦記 灰色の魔女」リメイク版が発売予定

ロードス島戦記の小説第1作「ロードス島戦記 灰色の魔女」のリメイク企画が動いている。
リライトが行われ、角川書店から出版されるもよう。
作者・水野良さんのTwitterで語られている

゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜

ロードス島戦記は私が初めて読んだライトノベルでした。(当時はまだラノベという分類はなかったけど)
小学校のころ兄が持ってたのをそのまま引き継いで、表紙がボロボロになるまで読み漁り
成長期における人格形成に多分に影響を与えています。
特に5巻では立場による物の見方の違いとか、主人公だから話の中心にはいるけど
立場としては中心にはおらず、むしろ中心人物を助けたり支えて回ってたりとか
「灰色の魔女」という中庸の存在とか、表舞台に立たない格好よさもあるものだと。

作家にとっても処女作なためか、文章的な技巧が下手で陳腐という評価も多いですが
子供の頃に読んだから私はそういう印象がないのだけど、今読んだらそう思うのかな?
そういう意味でのリメイクは大変ありがたい。

ああもう買っちゃいそうだな、もう!
でも話の改変とかはやらないでほしいんだけどな。
特にまことしやかに囁かれてるパーンの血統とか。本編で明言されてもないけど
やっぱり普通の何の特別な力も無い田舎の少年が紆余曲折を経て大国の王たちと
並んで立っていられるようになったからこその“ロードスの騎士”の称号だと思うしね!
五色の古竜に関してはもうしょうがないなぁ・・・。

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2012-01-25 (Wed)
ビブリア古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常~


1巻はそうでもなかったけど2巻になってから露骨になった気がしないでもない。

それはともかく、2巻もこれまでと同じように登場人物と本のエピソードを絡めた
推理物として展開していきますが、主人公と古書堂の店主、栞子との関係に
比重を置いた話運びとなっていて、章ごとのミステリ成分は平坦な感じ。
前刊よりちょっと古書の知識が必要となるかも。
しかし描写が丁寧だから無くてもわかりやすい。
ラストは1巻とは違って続刊へつなぐ形式をとってるので歯切れは悪い印象。

まさか1巻の表紙が伏線に・・・というか、出来のいい表紙を逆手にとった
作者の遊びといったところ。こういう遊び方は好き。

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2012-01-20 (Fri)
ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~

うん、面白かった。
作中に挙げられている本の内容を知らないとついていけないのだろうかと
はらはらしながら手に取ってみたわけですが、無知識でも何の問題もなく
主人公が文芸作品に関して知識がないため、読者の視点でいてくれるのでありがたい。
(本の内容が大きく関与しないという点では肩透かしという人もいるかもしれない)

1~3章までは古書堂に訪れた人々の本に纏わるエピソードを
古書堂の美人店主、栞子が安楽椅子探偵ばりの推理で解き明かしながら描き
私はミステリーと聞いていたため、あれ?こういう話が続くのかなと思いきや
(よく考えたらミステリー=殺人事件ではないよね。殺人事件が好きなわけではないが)
4章に入った途端に今まで平坦だと思っていた道が実はジェットコースターの坂道を
緩やかに上らされていたことに気付く。

栞子の本に対する歪な愛情の見せ方がよい。
それと同時に普通そうするだろうな、と納得することもできる。
読子(後述)より毒気のあるこのキャラ造形は好き。
『俺屍』をプレイしていたせいか、頭の中で黄川人が再三警告してくるのだよ(笑)

余談
安く買い叩いたのは誰か、というところを想像するとさらに因果なものを感じられて面白い。



栞子の外見を述べた文章を読んで、ぱっと思いついたのが同じビブリオマニアである
R.O.D.の読子だけれど、読み進めていくと内面は違っていて
別のキャラを思い浮かべそうになったけど、それが誰か思い出せない。

すでにコミカライズが決定していて、もう水面下ではひょっとしてアニメ化
ドラマ化、実写映画化の流れまで見据えられてるんじゃないかなと思わずにはいられない。
話題になった作品って、おおよそこの流れから外れないよね(笑)

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2012-01-13 (Fri)
>12日に拍手コメントしてくださった方
シュウは私が子安を認識し始めたころに触れたキャラなので
私的にはクールでニヒル、やや性格の悪い子安キャライメージの原点です。
あっちのネクロマンサーとそっちのネクロマンサーを足して割った感じでしょうか。
フロントミッションをプレイされるくらいなのでスパロボくらいも
大丈夫とは思いますが、ただ魔装機神は難易度が高め。
未体験のゲームの限定版は手出ししづらいでしょうしね。

Ⅰ&Ⅱセットが限定でなければ良かったのですが。
まあ、意外とスパロボは中古に出るのも値崩れも速いので
そのうち店頭にならんでるかもしれません。

゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜

仕事の休憩中にちょこちょこ読んでいた「鬼切り夜鳥子」を読み終えた。
「俺の屍を越えてゆけ」のゲームデザイナー、桝田省冶が書く
簡単に言うと学園伝奇ファンタジー。

普通の高二男子、久遠 久は、ある日幼馴染の桂木駒子の異変に気付く。
全身に不気味な式神の刺青をまとった駒子は、夜鳥子と名乗る中世の女陰陽師の
霊とともに、同級生や先生に取り憑いた鬼たちと1人で戦っていたのだった。
駒子と一緒に戦うことを決意する久。倒す敵は5匹。期限は一週間。
2人は鬼を倒しきることができるのか。(あらすじより抜粋)

読み終えた印象は、まあ普通というか、意外と尖ったところは感じない。
没ネタになったゲーム原案を流用しているらしく、1巻まるまる導入部というか
プレゼン用に説明しやすく作品をまとめた印象。
企画書をわかりやすく文章に落としこんだような作品。

なにせ作者が小説を書くのはこの本が初めてだそうで(本来、書く予定だった
ライターが病気療養などのために急遽自分で書く羽目になったそう)
展開の起伏に乏しいのはある程度仕方が無いことなのかな。
それでも最終章の仕掛けには「おっ」と思うところもあって、山場はあり。
不満というか違和感があったのは、最終章までに結構な被害が出ているにも関わらず
県大会が開かれるのかという部分。桜のあたりまでならともかく
土曜日にはかなりの重傷者が出ているし、一週間も不可思議な騒動が
続いていたら休校になっててもおかしくはない。
騒動の後に負傷者がどうなったのかも書かれてないのがねー。
あと久はもうちょっと役に立たせてあげて。主人公なのにいらん子です。

「俺屍」をやってるとちょっとだけニヤリとする要素も出てきたし
物語そのものは楽しめたので続刊も読んでおこう。

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2011-05-29 (Sun)
とうとう最終巻となった本作。
ヒューゴの命令で飛行竜と神の眼を奪ったところから地下水洞での
ラストまで怒涛の展開を、オリジナルの解釈と場面を加えて
駆け抜けていきます。
もう、ページをめくるたびに名場面といえるぐらいに描写が上手い。
特に本を開いた直後のカラーページで描く、雨に打たれながら振り返るリオンの姿は
ゲームをプレイした人ならば「うおぉぉぉ」と思わず声を上げる事必至。


感想は続きに。

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2010-12-26 (Sun)
のんのんびより2巻を買いに行って、別のものも表紙買いしてしまった。

東京ラストチカ(1) (アヴァルスコミックス)東京ラストチカ(1) (アヴァルスコミックス)
(2010/11/15)
みよしふるまち

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表紙の色使いだけでもストライクでしたが、内容が
明治の産業発展黎明期(日清・日露戦争後くらい)における、
華族と女中の身分違いの恋ですよ! 大好物じゃないか、おい。
こんにちは。明治大正ロマネスク大好きな私です。

じっくり読む楽しみは年末年始の休みにとっておくとして、
ざっと流し読みしてみましたが(とっておくのではなかったか)
扱ってるテーマのわりには、ずいぶんあっさりした話の運びだな、と。
花と光享の間に最初から壁らしいものが感じられない。
(あったとしても、すぐ取っ払われてしまう)
いやドロドロしたのを望んでるわけでもないのですが。

基本は押さえてあって、花の心情描写や互いに惹かれていく描写とかは
丁寧に描かれているし、身分の差を際立たせたりする小道具の使いも良いのですが
ベタな設定なために、肉付けがもっと必要なのではと思いました。
まあ、まだ1巻ではあるのですが、その1巻のラストで急展開を起こすので
ひょっとしたら2巻で終わりなんだろうか。

流し見の段階で深く突っ込めませんが、森薫氏の「エマ」のような
2人はどうなるの!?という期待感に乏しいというか。
森薫氏の明治大正を舞台とした話とか読んでみたいんさ。

それは置いといて。
表紙に惹かれて買っても後悔はしないだけの内容ではあります。
各話の間に入る「明治のちょっとかわいい風景」やカバーを外したあとの
ちょっとしたおまけが可愛い。
でも単行本についてくるオビでほぼネタバレしてるのよくない!

これを読みながら「ヨルガ」をかけたくなるね。
乙女ゲーだけど「華ヤカ哉、我ガ一族」が気になってる私がいる。

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2010-11-02 (Tue)
そうそう、ちゃんと買ってきておりました。電撃マ王12月号。
喜久子さんのインタビュー記事もばっちりさ。
やっぱり役者さんって、色々深く細かい事まで考えながら演じてるんだなぁ。
サイン入りイラストボードに応募しちゃおうかね。

以下、漫画感想
さすが分厚いだけあって、全作品を読むのにかなり時間がかかりました。
気に入ったものだけ。

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2010-09-25 (Sat)
『テルマエ・ロマエ』の2巻が今日、発売だったので
1巻とあわせて買ってきました。

2世紀のローマ帝国、これまでにない新しい風呂を作ろうと模索するも
己の発想と才能の限界に悩む建築技師ルシウスが、ひょんなことから
現代の日本のありとあらゆる浴場へとタイムスリップしてしまい、
そこで文化と技術の違いに驚愕しつつも積極的に浴場の仕組みを
調べたり学んだりし、それをローマでどうにかこうにか再現していく話。
簡単に言うと風呂薀蓄マンガです。

まだ1巻しか読んでませんが、
銭湯や露天風呂、家庭内風呂や水洗トイレ
果ては風呂上がりの冷たい飲み物や温泉玉子など
ことあるごとに立ち直れないほどのカルチャーショックを受ける
ルシウスが面白い。
そりゃ1800年近くも先の文明を目の当たりにしたらそうなりますわ。
古代ローマにおける風呂文化の様式もちょこちょこ描かれており、
ローマと日本、共に風呂好きとして栄えてきた文化の違いや共通点など
比較してみるとなかなかに面白い。

マンガ大賞2010年度 と第14回手塚治虫文化賞を受賞してるそうです。
風呂に対しての描写も面白いですが、ルシウス自身の人生の転調も見もの。

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2009-07-27 (Mon)
明日は「不景気休みの振り替え休日」という謎のお休みです。
本当は今日が休みだったのですが、「納期に間に合わん」と狩り出されました。
見事な飛び石休日です。

それはともかく。
気が付けば「もやしもん」の8巻が発売されていたので買ってきました。
買った後で絵本つきの特装版があることを知ってショック。

内容は最初から最後までビール編。
これを読むとビールもワイン並みに製法の区分けがあったりで目から鱗がポロリ。
相変わらず何度も読まないと知識が入ってこないぜ・・・。
ウンチク部分は流し読みでも問題なく楽しめるのですけどね。
「ヴァイツェン」という製法の、苦味の無く甘い香りのするビールは飲んでみたいな。
私、市販のビールは口に合わなくて飲まないんですが、
コレを読むと酒屋においてある地ビールを手に取ってしまいたくなる不思議。
(すぐに影響されます)

相変わらずまったく活躍しない主人公。それが持ち味(えええ)
この作者が描く女性キャラは皆それぞれが輝いていて素敵。
今までムトー派でしたが、はなさん派になりました。 あの髪型が好きです。

パレードの情景を見たときに、何故だろう、感動する場面ではないはずなのに
涙腺が緩みそうになりました。
実際に目の前で起きてるかのような描写は壮観であり、圧巻です。
そのパレード行進に参加している団体や垂れ幕をみて二度びっくり。
こういうのいいですね。
ベルギーやオランダの民族衣装が素敵。
フォルクローレ大好き人間です。

もうひとつ凄いのは、作者がアシスタントを使わず一人で描いていること。
あの絵の書き込みを一人でやってるってことですか!?
隔月だとしても連載2本抱えてこのクオリティは恐ろしい・・・。

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