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2014-03-09 (Sun)
15年来の念願叶って、東大寺のお水取りに行ってきました。
私の言ってる「お水取り」とは正確には「修二会(しゅにえ)」という行のなかの
「お松明」と呼ばれるほうです。まとめてお水取りと呼ばれることが多いですね。

まあ正しい知識はこちらで。
http://www.todaiji.or.jp/contents/function/02-03syunie2.html

何故15年来というと、この行事の存在を知ったのが15年前で、そのときの知識では
本行である3月12日にしかこの行事が催されないと思っていたのです。
(実際にそういう人は多いらしく、今でも3月12日は一番込み合う)

そんなわけで、幼少時代以来に奈良の地を踏みます。

近鉄奈良



鹿標識
さすが奈良だ!鹿飛び出し注意の標識があるぜ!

奈良公演
目と鼻の距離に奈良公園。
ここは広大な敷地のなかに、多数の鹿が放されています。野生というべきか迷うところ。

興福寺
世界遺産 興福寺
あいにく建て替え中(全面かどうかはわかりませんが)だそうで、完成が平成30年になるよう。

鹿
こんなふうにそこら中にウロウロ。
もう何世代もこのように暮らしているので、人が通ろうが車が通ろうが慣れたもんですよ。
冬から夏への生え変わりの時期なので毛並みがもっさもさ。

鹿2
撫でたって怒りはしませんが、わりと袖にされます(笑)

鹿3
コンビニにたむろする夏休みの学生が如く。
大体は集団で売店の前にいます。

鹿せんべい
目当ては売店で売られている鹿せんべい。
鹿用なので、これでそこらにいる鹿に食べさせてやることが可能。

鹿せんべいについて
このように奈良公園の鹿はお辞儀をすることで有名ですが、近年では
どの世代で解釈を間違えたのか、おじぎをすればせんべいが貰えると思って
差し出す前から頭を下げて催促してくるようになりました。
子供の頃に来た時はちゃんとお辞儀してから食べてくれたのだが。

鹿4
ははは、こやつめ。
物怖じせずにもしゃもしゃ食べるさまは可愛いのですが…


鹿5
鹿Aは仲間を呼んだ!
鹿B・C・Dがあらわれた!
ゆかりなはまわりをかこまれてしまった!

1匹にせんべいをあげているところを見られると、周囲からわらわら群がってきます。
そしてせんべいを持っていないことを確認するまで逃げても追いかけてくるよ!
あと、何度も催促しても貰えなかった鹿はしびれを切らして
頭で小突いてきたり、袖を引っ張ってきたりします。別に痛くはないけど。

それなのに売店に置いてある鹿せんべいには手をつけないんですよね。
お店の人がちょっと離れてても何故かそのまま。
一度、客の手に渡らないと催促してこないという。

東大寺参門
東大寺参門。こんなところにも鹿。
世界遺産だろうがなんだろうがお構いなしです。
東大寺も写真を撮りたかったのですが、少々時間がおしていたので先を急ぐ。

二月堂参道
もうどこを写しても鹿が入り込む。
これだけの鹿がいるのだから、当然道には鹿の落し物がいっぱい。
気にしてもしょうがないレベル。

鏡池
鏡池。
パノラマ撮影すれば全景が撮れたのを帰ってから思いつきました。

アショカピラー
アショカピラーというと、インドのオーパーツを連想するので
てっきりこれがそうなのかと思ったら、これは万国博覧会で再現された七重の塔のてっぺんについていた
相輪部分だそうです。アショカピラーのほうは狛犬が3匹くっついたような石像でした。

二月堂
目的地に到着。
この時点で午後5時だったのですが、すでに撮影用の場所取りをしてる人がずらり。
ちなみに開始時間は午後7時です。
2時間も待つのも疲れるので、ちょっと周辺の風景を撮ってきましょう。

トイカメラ風
せっかくなのでカメラの機能を使って遊ぶ。
これはトイカメラモード。
採光やピントをわざと甘く不均一にして味のある写真を撮ります。

ジオラマ風
ジオラマモード。
ミニチュアチックになります。
ははは、人がフィギュアのようだ!

若草山
若草山。 鹿がキリッっとしている(笑)
1月に山焼きを行った後なのでこの状態ですが、春には青々とした芝が芽吹いてくるでしょう。

階段下
階段下からのアングル。
よく雑誌とかに載ってる場所はここだったんだね!

二月堂2
やっちまいました。
ちょっと30分程度離れたぐらいでこの混み様!
大仏殿のほうも撮りに行きたかったけど、これ以上離れると目当てのほうが撮れなさそうなので
残りの時間をここで待ちます。持っててよかったPSP。

二月堂(夜)
(ここからは写真をクリックして拡大推奨)
すっかり日が沈みました。
30分前になると周辺のマイクから修二会、お水取り・お松明の歴史と説明がアナウンスで流れ

お松明1
お松明6
直前になると鐘の音が鳴り周囲の照明が消され、先ほどまで賑やかだった人々が静まり返り
一気に神妙な雰囲気と張り詰めた空気に変わる。

大松明がゆっくりゆっくり階段を上り始めると聴こえだすどよめきと歓声。

お松明2
写真で見る印象よりも松明とその炎はとても大きいです。
その松明を持ったまま、火の粉を撒きながら一気に本堂の縁を駆け抜ける様子はなんとも荘厳なもの。

お松明3
端まで駆け抜けると、その先で大きく松明を振り上げて火の粉を落とします。

お松明4
舞台下にいる人たちは火の粉を思い切り被ることになりますが
これを被ることで無病息災の加護を得ます。

お松明5
お松明7
シャッタースピードを下げて、松明の炎の流れを写す。
三脚は使用禁止(持ってないけど)なのでどうしてもブレます。

お松明8
約30分の間に流れる松明は10本。
3分に1本と、見るにも撮るにも丁度いい間隔。
10本目の松明が消えた時には見物客から自然と拍手が起こりました。

啓蟄を迎えたとはいえ、まだまだ寒い中の見物でしたが実際に見ることができてよかった。
写真やテレビ越しの映像だけではあの澄まされていく空気は伝わりませんね。
しかし新しいカメラのおかげでかなり綺麗に撮れてはいます。
ただバッテリーの消費が早くてお松明終了時に電池切れ起こしてました。
まあムービー機能も使ったし~と思いながら写真の整理をしてたら
けっこう鹿ばっかり撮ってた。これか。

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