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2015-04-04 (Sat)
こちらでは桜前線とともに雨雲前線がやってきて、予報では一週間以上も雨模様が続くらしく
いくら菜種梅雨という言葉があってもそれは降りすぎなんじゃないだろうか。
特に満開を迎えてからの週末も早いうちに雨のマークが出ており、今年はどこの観光地も
お花見目当てで来る客が激減するだろうなー、なんて思っていました。
3/30・31日は天気が良く、仕事中に「無理矢理でも休めばよかった」「ああ勿体無い」などと
旅行好きのパートのおじいちゃんと呟いてました。

で、たまたま気象図を確認していたら4/2には近畿上空でぽっかりと雲の切れ間が。
これはひょっとして晴れるんじゃないかともう一度天気予報を見たら見事に晴れマーク!
仕事も落ち着いているので急いで有給を申請。
目指すは平成の大改修を終えたばかりの世界文化遺産・国宝 姫路城!

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電車に揺られてがたんごとん。
平日のはずなのに座れなかった!
新快速は速いとはいえ、ずっと立ちっぱなしで揺られてるとさすがに疲れますね。
いや速いからこそ揺れが強いのか。


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駅から降りたらもう見えます!
姫路駅から大通りを真っ直ぐ行くだけ。この道が広くてゆったりしてて気分がいい。

あ、ここからの写真はもう城と桜しかありません。
写真は全てクリックで大きくなります。



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近づいてきました。
おおお、もう観光客があんなに!
これ以上ない快晴ですからね、平日でこれなら週末なんてもうとんでもない!

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桜も見事に満開。
枝振りもまた見事。

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天守閣に上るための整理券を入手する待機列が1時間半待ち!
うわあ、もっと早く出発しておけばよかった!

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まあ並ぶかどうかは実際にお城の前まで来てから考えよう。
外門をくぐって三の丸公園では桜があちこちに植えられていて
ここでゆったりお弁当を広げてお花見しながらくつろいでいる人が多かったです。

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別名、白鷺城 (はくろじょう)とも呼ばれるように
陽の光を受けて白く輝き、その美しさは日本一と称えられるほど。
この青空と桜がとてもよく似合う。

近づいていくとだんだん判ってきますが、真正面から望む大天守閣は綺麗に白塗りされているものの
後方の小天守閣はどうやら手がつけられていない様子。
改修工事を行ったのは大天守閣だけなのか。 ちょっと拍子抜けでもありますが
年代を経た風格と築城したばかりの輝きを同時に楽しめると思っておこう。

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スマホ用壁紙にでも(笑)
改修を終えて真っ白になった姿を見て多くの人がその白さに驚いたそうですが
元々白漆喰を使ったお城が長年の風雨にさらされ、カビや汚れで黒ずんでいったため
白くしたのではなく元の色に戻したというのが正しく、これが築城時の姿。
今回は防カビ剤を含ませているとはいえ、この姿も3年もすればどんどんくすんで
また黒くなっていくそうです。

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天守閣だけでなく石垣も撮りますよー。

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姫路城の石垣の積み方は3種類あり、こちらは「野面積み」
切り出した石ではなく、自然そのままの石をそれぞれパズルのように組み
その隙間に小さめの石を詰めていくやり方。こうすることで水捌けをよくし
また自重や揺れに対しても強固であるそうです。

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にもかかわらず中にはぐらぐらしている石とかあったり、これ抜いて大丈夫なんだろうかと
妙に不安になったりも。まあ動くってことは元から支える役目になってないだけなんですが。
子供のいたずらで崩れるような城にはなっているまい(笑)

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中央、櫓の部分で組まれてるのが「打ち込みはぎ」
石の角を丸く叩いて組むことで野面積みよりも急な勾配で建てられるそうです。

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下から見上げるとこんな角度がついていますが、城攻めのときはこれを登ろうとするのだから
昔の兵士はみんなフリークライミングができることが必須だったりするのだろうか。
ちなみに登ろうとするともれなく上の『部分から石が落とされてきます。

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整理券を得るためにずっと並ぶのもなあ、と思いながら外堀に沿ってぐるーっと一周。

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城のすぐそばにある姫路神社。ここの桜も見事でした。

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桜と狛犬。

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再び外堀に沿って歩きます。いやさすがに一城の周辺を囲んでるだけあって距離も相当なもの。
ちょっとなめてかかってました。でも遊歩道みたいで桜並木も綺麗。
姫路城の桜はソメイヨシノだけじゃなくて他の種類がかなり植えられているようでした。
京都や地元の桜とは違って色が濃い目なものが多いんです。
全国的に寿命が近づいてるソメイヨシノと違って活力がみなぎってる感じ。

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期間限定で堀を進む船が出ていました。 たしかこの写真を撮った時刻は13時過ぎでしたが
もう16時の最終便まで予約がいっぱい。

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ぐるっと一週回って、やっぱり物足りないので天守閣も登るか!と
もう一度三の丸広場へと向かうと『ただいまの待ち時間は2時間』の文字。

増えてるー!

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そりゃまあ次から次に観光客はやってくるわけですから当然といえば当然。
完全に見誤りました。
それならば天守閣に入る直前までなら行けるんだな!?登らなきゃいいんだな!?と
何処までいけるかわかりませんがギリギリまで行ってみることにしました。
それにしても天守閣に入ろうが入るまいが入城料は同じとは解せぬ。

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さて、城壁のいたるところに開いているこの穴。
ダンボーの目や口ではない(笑)
狭間(さま)と言って、攻めてきた敵兵に対してここから応戦するためのもの。
穴の形によって銃、弓、槍と対応する武器が違うようです。

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覗いて見ると、ひとつひとつで角度が違っていて、なるべく死角をつくらないようにしていますね。

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新しくなった瓦とそれを繋ぐ白い漆喰はこんな感じ。
あまりにも白すぎてオモチャっぽく見えてしまう現在も、これから年月を経て風雨にさらされることで
次第に風格を増すようになっていくでしょう。

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だんだん近づいてきました。

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ここで急に道が細くうねっているのもきっと攻められたときに敵軍の機動力を落とすため。

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い、ろ、はの各門を通るときに必ずこうやって身体を低くしてくぐるのですが
これも機動力を落とすためなのか、昔の人が小柄だからあまり高さが必要なかったのか
どっちなのか答えに悩む。

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鬼瓦に使われている家紋は、たびたび城主が変わっていることもあって8種類もあるそうです。
中央にあるのが桐、その周りには蝶。
別の写真の瓦には三つ巴があったのでこれで3つ。あと5つはどこにあるのやら。
意識してみないとなかなか気付きませんね。

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そうこうしている間にもう目の前までやってきました。
先に天守閣に入っている人が窓から外を撮っているところまで見えます。
私たちが天守閣を覗いているとき、天守閣もまた私たちを覗いているのだ(哲学)

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とここまで来たところが限界!ここから先は本格的に城内となるので
整理券を持たない私は出口ルートに行かねばなりません。
やっぱり整理券もらっておくべきでした。そう何回も行くことありませんし。

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そんなわけで城内には入れず、大天守のある高台の広間へ。
備前丸というそうですが、そう呼ばれた建物は残っておりません。備前丸跡と言ったほうが正しいのかも。

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中には入れませんでしたが、代わりに真近くで大天守閣を望める絶景ポイント。
いい感じに雲もかかって、今日一、二を争うベストショット!

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ちなみに姫路城には播州皿屋敷でおなじみの「お菊井戸」があったり
「腹切丸」なんて区画があったり(名称と実際の役割は関係ないようです)
石垣の一部には墓石や古墳から持ち出してきた石棺が使用されていたりと
美麗な外観とは裏腹におっかない話がいっぱいあります(笑)

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夕方近くになると雲が広がってきました。
千姫ゆかりの化粧櫓など、まだ見ていないところもあったのですが
夕方からの天気と電車の時間を考えるとそろそろ帰らねばならない時間。

雨の合間なので天気はそれほど期待していなかったのですが、朝から雲ひとつない快晴で
適度に風が吹いているおかげで爽やかな一日。
改修直後と満開の桜と、一番いい時期に写真を撮ることができました。
滅多にここまで来れませんからね。多少無理してでも行った甲斐があったというものです。
帰りの電車でまた辛かったですけども。

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