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2015-07-21 (Tue)
さて、ライブの話をする前に少々簡単にアイドルマスターという作品の変遷を振り返りましょう。

・2005年
10年前、ゲームセンター用の筐体で登場した本作品は、登場キャラクターから1~3人を選んで
歌やダンスレッスンを行い、オーディションに向けて衣装や曲を選び、ネット通信で
全国のプレイヤーとのオーディションと競い、勝ちながら少しずつファン数や
アイドルとしてのランクを上げていくゲームです。

当時としてもそういう形式のゲームが少なかったため、まぁ話題になり
徐々に店舗設置数も増えていったものの、一部のマニア向け
という印象からは抜け切れなかったように思えます。
2年ほど後には家庭用ゲーム機に移植となり、そこから徐々にゲームセンターに通わない層へ
浸透していきました。

・2007
そういうタイミングを見計らってか、家庭用ゲーム機移植のすぐ後に初のアニメ化。
…だったのですが、これが何故かキャラクターの外見と名前だけを流用し
世界観はまるで違うロボットアニメもの、演じる声優も全て変更という作品に仕上がり
今でも原作付きアニメとしてはしばしば黒歴史の代表として話題にされるほどの物議を
当時は醸しました。

もっとも、このアニメが作品としてまるでダメだったかと言われたらそうではない出来だったのが
なんとも皮肉なことだったりします。

なんにせよアニメ化ということでアイドルマスターの名前は一気に広がりました。
それまでにもラジオやCDをコンスタントに発表していた成果と根強いファンの支えもあり
毎年のライブも人数が増え始め、規模が大きくなり、スピンオフ系のゲームも数多く発売。
それに伴う新キャラの加入。
中でも出演者がパーソナリティを務めるラジオは作品初期からその内容が大きな話題で
今日まで続く人気の土壌はこちらが占めていると言っても過言ではないと思います。

・2011
その流れで満を持してのゲーム「アイドルマスター2」の発売!


ところが

・それまでプロデュース可能だったキャラのうち4人が別ユニットとして独立(育成不可)
・キャラクターエピソードの内容の酷さ
・男性ライバルチームの参入
(男性ライバルそのものが問題だったのではなく、上記の4人が育成不可になったうえでの登場が
 多くのファンの心理を逆撫でする形となってしまい、非難が集中することに)

これらの要因が重なり、しかも後々のフォローがあるわけでもなかったため
長年付き合ってきたファンですら決して少なくない数が作品から離れるほどの禍根を残してしまうことに。

あわやコンテンツ終了かと思えるほどの事件から半年。

TVアニメ 「アイドルマスター」放送開始

今度はロボットアニメではありません、ちゃんと原作ゲームに則った世界観です。
とはいえ半年前の事件も記憶に新しい状態。多くのファンが大した期待もよせてなかった中
1話、2話、3話と放送されていくにつれ、原作ゲームとキャラを大事にした内容が評価されていき
諦めていたファンに再び熱気が戻り、アニメから入った新規ファンも多く獲得し
見事に息を吹き返しました。

ここでようやく「アイドルマスター」という作品が一大コンテンツとして名を馳せるように。
2014年には劇場映画版、そしてさいたまスーパーアリーナでのライブ。

そして2015年 10周年です。
ここまで紆余曲折ありました。 当時全員ほぼマイナーな知名度、当時でも有名だったのは釘宮さんぐらい。
今の時代のように声優に歌が上手くて当然という時代でもなく歌唱力はバラバラ。
5年前には諸事情で中の人がひとり交代してしまうこともありました。
今ではスマートフォンゲームから「シンデレラガールズ」「ミリオンライブ」といったアイマス後輩組ができたり
さらに「side M」という女性向けコンテンツも誕生したりと初期では考えられないくらいの規模になりました。


初期ゲームではファン数とランクが上がっていくにつれ、(ラスト)コンサートを行う会場が大きくなっていき
最終的にはドームで公演を行うことが出来ます。 そしてキャラの一人が言うんですよ
「プロデューサーさん! ドームですよ!ドームっ!!」 と。


西武プリンスドーム公演1日目 冒頭

天海 春香 役:中村 繪里子
「プロデューサーさん!
 ドームですよ! ドームっっ!!」


私は2日目参加でしたが、初日のこの一言にどれだけの思いが込められているか。

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